TOKYO!<シェイキング東京>
監督・脚本: ポン・ジュノ
ストーリー:10年間引きこもり続ける男はある日、ピザ配達の女性に恋をする。彼女に会いに行こうと外に出ると、東京中が信じられない事態になっていた(『シェイキング東京』より)。
本来はこの映画、3つの短編から成り立つオムニバスなのだが
今日は自分のコンディションが非常に良くないため
やむなく大好きなポン・ジュノの短編だけを観る事に
(他の2つは後で観ようと思います)
30分程度の短編だが、やっぱりポン・ジュノらしい映画だった
さほど映画経験が豊かでない自分でも分かる演出のウマさが炸裂
特にひきこもりの香川照之が家を出るシーンが素晴らしい
そして、その後知らされる事実
不思議なディティールが満載の映画の中だからなのか
ポン・ジュノ監督の優れた人間洞察眼の成せる業なのか
不思議な説得力があり、興奮した
更にラストも素晴らしい
その素晴らしさについてゴチャゴチャ書こうと思ったが
自分のコンディション&ポテンシャル的理由により断念する
ただ一つ言えるのは、この映画を最後まで見ると
事前に知らなくても「ああ、ポン・ジュノの映画だな」
ってポン・ジュノを知っている人は分かる気がする
ポン・ジュノ映画大好きっ子としては
今回の短編も大変楽しませてもらったので★5つを献上したい所だが
いかんせん、この映画「地震」が重要なファクターとなっており
今、このタイミングでこの映画に★5つ出す気分にはなれないかな…
(逆に今でなければ余裕で★5つなんだけれども)
そういう事なので★4つで