ギルバート・グレイプ

マイライフ・アズ・ア・ドッグ」に比べるとキャラクターやお話に作り手の意図がやや直截的になった反面、かなり分かりやすく呑み込み易くなった印象。
淡々と進むがその中にはサスペンスやドラマもちゃんと盛り込まれている
最終的に結構好きな映画になった。

「今の日本は実力以上のヒーローを求めすぎている、一人一人が自信を持てる社会になったらいい」っていうのは井筒監督の言なんだけど、この映画もそういう事なんじゃねえのかなあ。

ちなみに、我が心の一本「ブギーナイツ」にも出ているジョン・C・ライリーが出ていてそこもちょっと嬉しい。