ミッションインポッシブル：ゴーストプロトコル

映画

グダグダ書くのも野暮な気がするぐらい面白かったッス！
先に不満というか引っかかった点を書いておくと…ちょっとトム一行が後手後手に回りすぎじゃね？という部分はあると思います。
作戦にイレギュラーをもたらすのはもちろん映画上必要なのですが、そこがやや説得力不足の感はあるかなーと。
ドバイのビル上りで吸引手袋の電源が無くなったり、最後のミッションであっさりハックされたり、トム一行でも特に僕の好きなサイモン・ペッグの役があまり有能に見えなくなってしまうのがちょい残念かな…と。

良かった点は上記の点以外ほぼ全部です。不満点なんか帳消しにするぐらい楽しかった！
サイモン・ペッグもラストで活躍してキメ顔見せてくれたしね！
クレムリンでのミッションは付け髭トムやスパイガジェットが楽しいし
ラストミッションは駐車場のアクションも面白い！
ここでペラくなりがちなマッドサイエンティストの悪役をアクション的に意味のある行動できっちり立たせるのは本当に見事！

一番この映画で楽しすぎてウットリしたのは中盤のドバイのビルでのミッション。
ビル登りが楽しい事はもちろん、特にあの砂嵐の中での追いかけっこは本当に素晴らしかった。
そこでトムがゴーグルを出すくだりはハッとしたし、何より画的に面白すぎる。

あとはラストミッションでポーラ・パットンに誘惑されるインド人小金持ちの若干可愛らしい感じもコミカルで楽しいな〜、と思ったり。

ラストも「ゴーストプロトコル」という意味がまた違った意味を帯びたように見えてカッコイイー！と唸りました。
多分ここは過去シリーズ見てるとより深く楽しめる部分だったかも知れません。


とにかく楽しかったです。
気になる部分が全くないわけじゃないけど、そんなのは本当に些末に思える程楽しい映画でした。
何度も「楽しい」と言ってる気がしますが、楽しい映画なんだからしょうがないね、うん。